i care

新しく目の圧力(眼圧)を測る眼圧計を購入しました。

2年前から大流行しているアデノウイルス54型による流行性角結膜炎(はやり目)では、今までの型より角膜混濁をきたす症例が非常に多く、長期にステロイド点眼を使用しなければならないことが多くなっています。しかし、ステロイド点眼を長期に使用すると、眼圧が上昇することがあります。そのため、眼圧検査をすることがあるのですが、通常の眼圧計では風が勢いよく目に当たるため、幼児や小児では怖がって測れないことも多いのです。

しかし、今回購入した眼圧計は、手持ちで、顎台に顔を乗せる必要がないため、顔を動かす子供でも対応でき、刺激感もほぼないため、幼少児でも痛がることなく検査できます。実際使用してみたところ、何をされているか気づかないうちに眼圧を測り終えることできたお子さんもいました。

通常の眼圧計よりは手間が少しかかるのですが、幼少児にも優しく眼圧検査ができる道具が増えてうれしく思っております。

あいけあ

第3回九州角膜フォーラムに参加して参りました。

急性緑内障発作時に行うレーザー治療や白内障術後に発症することがある水疱性角膜症に対する疼痛管理や、流行性角結膜炎(はやり目)後に発症する角膜混濁に対するステロイド点眼の使い方についての情報を得てきました。特別講演では京都府立医科大学 感覚器未来医療学教授であられる、木下 茂先生の「角膜内皮の再生医療について」を聴講して参りました。現在はドナーからの移植に頼っている角膜移植が、培養細胞でできるようになる日が近づいているようでした。