第17回おっしょい眼科手術の会

第17回おっしょい眼科手術の会に参加して参りました。今回は緑内障について3題の講演が行われました。

1題目は関東中央病院の三嶋弘一先生による「隅角の構造と隅角鏡検査」という演題で行われました。隅角とは目の中の房水という液体が排出される場所であり、ここの流れが悪くなると目の圧が上がり緑内障になってしまいます。接眼レンズを用いてここをよく観察することは非常に大切であり、構造などを説明されていました。

2題目は北里大学の笠原正行先生による「前眼部OCTの活用法」という演題で行われました。OCTとは組織の断層写真を撮る機械です。この機械で隅角や水晶体の位置関係を把握したり、緑内障術後の評価を行う方法を説明されていました。

3題目は東京大学医学部の本庄恵先生による「緑内障薬物治療とMIGSのアップデート」という演題で、最近発売された点眼薬や白内障手術と同時に行うMIGSと呼ばれる低侵襲の緑内障手術についての講演が行われました。新しい治療法が出てきており、緑内障の治療にもさらに幅が広がりました。

第19回有明眼科懇話会

第19回有明眼科懇話会に参加して参りました。12題の一般講演と2題の特別講演が行われました。特別講演⒈は宮田眼科病院院長の宮田和典先生による「Patient based medicine 角膜編」という演題で講演が行われました。宮田眼科は宮崎県の都城というところにあります。個人病院ですが大学病院並みの設備を整えた眼科病院です。

最先端の治療を行っているところですが、論文などのデータに従うだけでなく、患者さんの環境や地域性を考慮して治療を行っているところは地域医療を担う開業医にとって非常にためになる話でした。

特別講演2は埼玉医科大学眼科学教室教授の篠田 啓先生による「知っておきたい臨床ERG」という演題で講演が行われました。

ERGとは目に光刺激を行い、それに対しての網膜というところの反応を見る検査です。昔からある検査ですが、最近新しい機械ができて、検査がしやすくなっています。出血などで目の奥が見えない時や術後などに大まかですが、網膜の機能が残っているかなどを評価するのに役立つことなどについて説明されていました。