白内障とは?

加齢などによって眼球にある水晶体が濁ってしまう病気のことです。水晶体はカメラのレンズのような役割を持つ組織のことで、視界のピント調節をします。
白内障になると、水晶体が白く濁ることでこの機能をうまく果たせず、様々な症状を引き起こします。
白内障の症状
初期の段階では自覚症状はほとんどなく、ある程度進行すると視界が暗くなったり、かすんで見えたりします。
また、視力の低下についても白内障の症状のひとつですが、眼球はふたつあるため、片方の視力だけが低下している場合には異変に気付きにくく、症状が進行してしまうこともあります。わずかな変化に気付いたら、すぐに眼科を受診するようにしましょう。
正常な見え方
暗く見える
かすんで見える
白内障手術は当院にお任せください
POINT 1院長が手術するので安心

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POINT 2高性能な白内障手術機器を導入!

当院では、白内障の手術をより安全に行うため、眼球に注入する灌流液を自動的にモニタリングし、白内障手術における安全性を高めることができる白内障手術装置を導入しています。
POINT 3感染対策にも力を入れています!

白内障手術で最も気を付けなければならない合併症は感染症です。
最悪の場合は失明につながることもあるからです。そのため当院では滅菌装置に従来のクラスNではなく、プレポストバキューム方式のクラスB滅菌装置を導入しています。
「クラスB」オートクレーブは小型高圧蒸気滅菌器の最も厳しいとされるヨーロッパ規格(EN13060)で「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」とされている最高品質の滅菌器です。被滅菌物を安全・確実に滅菌し、今まで以上の確かな感染対策が可能になります。
POINT 4術後の度数ずれ、乱視の軽減に努めています

白内障手術では濁った水晶体を人工のレンズ(眼内レンズ)に入れ替えるため、屈折度数を変えることができます(基本的には遠くに合わせますが、近視の強い方は近くに合わせることもあります)。
術後の希望屈折から眼内レンズの度数を計算して選ぶのですが、度数の決定には眼軸(目の長さ)が非常に重要な要因となります。従来の接触型超音波眼軸長測定器では、測る場所がずれたり押す力の入れ具合によって測定誤差がある程度でてしまい、狙った度数からずれることがありました。
しかし、当院の採用している光学式眼軸長測定装置は非接触型であり、短時間でより高い精度で眼軸を測定することができるため、度数ずれを軽減することができます。
今までの光学式眼軸長測定装置の欠点は、白内障が強いと測定できないということがありましたが、この機器ではフーリエドメイン方式というアルゴリズムを取り入れているため白内障の強い患者様でも高い検査可能率を誇ります。
また、乱視の強い方にはトーリック眼内レンズ(乱視矯正の入った眼内レンズ)を用い、術後の乱視も軽減し満足度の向上に努めています。
白内障手術の流れ
- STEP 1 眼球の角膜に近い所で切開します
- STEP 2 眼内にゲル状物質を流し込んだ後、水晶体の前面に穴を開けます
- STEP 3 濁った水晶体を超音波で破砕し、吸引します
- STEP 4 眼内レンズ(人工の水晶体)を挿入します
- STEP 5 ゲル状物質を吸引し、水に置換します
- STEP 6 眼圧を整え、手術創が閉じていることを確認して手術終了です
まずは 0946-22-2767 までお電話ください。